『骨取り魚』と『骨なし魚』の違い、知ってる?【プロがメリットとデメリットも紹介】

 

白衣 疑問

 

業務用食品スーパーで骨のない魚がたくさんあるけど、『骨なし』と『骨取り』の魚があるなぁ…。

でも、この違いって一体何なんだろう??

そういえば最近市販のスーパーでも『骨』のない魚があるなぁ…??

もしかして…『骨』のない魚を品種改良して作った??(ぶるぶる)

  

と、これは冗談ですが、業務用スーパーや市販のスーパーで、『骨』がない魚を見て色々疑問に思ったことありませんか?

そこで、今回は『骨取り魚』と『骨なし魚』の違いについてご説明します。

また、この記事の終盤では+αで『業務用食品のプロ』である私が、知識として『骨取り魚』『骨なし魚』のメリット・デメリットについてもお伝えしています。

興味があれば読み進めてみてください!

では、『骨取り魚』と『骨なし魚』の違いについて、まずは見ていきましょう!

  

『骨取り魚』と『骨なし魚』の違いは、実はありません。

 

『なんだよ、それぇ!!』と思いますよね…すみません。

実は、厳密な違いは無く、結論から言うと『表記』の違いだけです。

『骨取り魚』の代表とも言える株式会社オカフーズという会社がこう言っています。

   

「骨取り魚」も「骨なし魚」も、骨のある魚から1本ずつ丁寧に骨を取り除いたものという点では違いはありません。

しかし、オカフーズは当初から「骨取り魚」と呼ぶことにこだわっています。それは骨の無い魚が、種なしブドウのように生まれつき骨の無い魚が存在するのではなく、人の手によって丁寧に1本1本「取る」ことによって作られるからです。

https://okafoods.jp/knowledge/column02.html オカフーズはなぜ「骨取り魚」なのかより抜粋

    

つまり、オカフーズとしては『骨なし魚』は『骨の無い魚』などではなく、『一本一本丁寧に手作業で骨を取っている』という事実を知って欲しいという願いがあるため、『骨取り』という表記にしています。

『骨取り魚』を作るために、細心の注意を払いながら、丁寧に丁寧に『骨』を抜いているのですから、本当に頭が下がるばかりです。

ちなみに『骨』の無い魚を販売しているメーカーも他にもあり、マルハニチロ、大冷、極洋などのメーカーは『骨なし魚』と表記しています。

 

『骨取り』『骨なし』魚の取り扱いメーカーは?

 

さて、『骨なし』『骨取り』魚の違いは基本的にないとご説明しましたが、お次は『骨なし』『骨取り』魚を扱っているメーカーをご紹介します。

主な取り扱いメーカーは、こちらの4社です。

 

【オカフーズ】
先ほど言ったように『骨取り魚』を取り扱う。ブランドは『切身百選Plus』『ふんわり煮魚』『ふんわり漬魚』『ふんわりグリル亭』『築地グリル亭』などで、切身から自然解凍品まで取り扱う。他の『骨なし』メーカーよりも珍しい魚も扱っており、魚の種類が豊富。

【マルハニチロ】
『骨なし魚』を取り扱う。ブランドはお茶の成分で魚の臭みを消すと言う『茶あらい』シリーズがメインとなる。切身と自然解凍品と一部ボイリング調理の漬け魚も取り扱っている。魚種はやや少なめ。

【大冷】
『骨なし魚』を取り扱う。ブランドはターゲットを主に老人ホームや病院などを対象にした『楽々クック』『楽々柔らか』『楽々調味』シリーズがある。『楽々柔らか』シリーズはUDF(容易にかめる)対応。また、『楽々調味』シリーズは、袋のままボイリングして調理できるので、非常に調理が楽で、自然解凍ものよりも美味しい。

【極洋】
『骨なし魚』を取り扱う。ブランドは『だんどり上手』というもので、名前の通りだんどり良く調理ができる。自然解凍品の味付け魚の種類が豊富という印象がある。

  

といった感じで、各メーカーにそれぞれブランドがあります。

サバやカレイ、鮭、赤魚など主要な魚はどのメーカーもやっていますが、魚の種類が豊富な『オカフーズ』、調理にとことんこだわった『大冷』など、各社の企業努力がうかがえますね。

 

『骨取り』『骨なし』魚のメリット・デメリット

 

さて、ここからは知っておいて損は無いかな~と思い、ご紹介したいと思います。

【メリット】
①、食べるところしかないので、ゴミも食材のロスも出ない。
②、魚をさばく必要がないので、めちゃくちゃ調理が簡単。
③、ボイリングや自然解凍の商品もあるので、時短できる。
④、骨が基本的にないので、子どもも、高齢者も安心して食べられる。

 【デメリット】
①、骨のある魚より、旨みが少し弱い(骨から旨みが出やすいため)
②、身が割れやすい(骨を外すと身を支える部分がなくなる)
③、多少割高になる(手作業で骨を取るという人件費がかかる)

 

といった感じに、『骨取り』『骨なし』魚にはこんなメリット・デメリットがあります。

旨みに関してですが、試しに『骨アリ』の魚と『骨なし』の魚を塩焼きにして食べてみてください。

きっと、『アレ!?なんか違う!?』ってなると思います。

骨アリのギンダラと骨なしのギンダラ、食べ比べしてみたら…全然違いました。

味が濃厚であること、身のパサつきが少ないというのが主な違いでしょうか。

とはいえ、『骨取り』『骨なし』魚のクオリティは年々上がっていると感じます。

解凍時のドリップ(水分が出る事)や臭みが少ないので、下手にスーパーで切身を買うよりも正直美味しいです。

しかも、冷凍のまま保存できるので、使いたい時に使えるので非常に便利。

正直、めちゃくちゃ強いこだわりがなければ、『骨なし』『骨取り魚』が家庭で食べる分にはすごく良い商品だと思いますよ。

 

まとめ

 

というわけで、今回は『骨取り魚』と『骨なし魚』の違い、そして『骨取り』『骨なし』魚のメリット・デメリットをご紹介しました。

結局、『骨取り』『骨なし』魚の違いは『表記』上の違いだけでしたね。

すみませんでした(^_^;)

いずれにせよ、『骨取り』『骨なし』魚は本当に便利なので、ぜひご家庭でお試しください!

焼き魚、煮付け、解凍して衣をつけて天ぷらなども、簡単にできますよ!

ただ、『骨取り』『骨なし』魚は、冷凍のまま買った方が良いです!!

解凍した魚だと、鮮度が悪くなっている可能性がありますので。

お近くの業務用スーパーで買えるので、良ければ足を運んでみてはいかがでしょうか。

では、また!

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