
珈琲を入れ続けて、早10年。
私は様々な珈琲に出会い、スーパーで買えるものから専門店で買えるものまで、
色々試しました。
その中で総じて言える事。
それは、『挽いた豆は買ってはならない』ということ。
その理由について、3つご説明したいと思います。
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①、賞味期限が短い!(すぐ酸化するので、香りが抜ける)
挽いた粉のコーヒーは賞味期限が圧倒的に短いです!
それは『表面積』が大きくなるため、酸化がしやすいからです。
酸化がしやすいというのは、どういうことか。
珈琲とは、香りが何よりも大事です。
しかし、珈琲が酸化してしまうと、香りが抜けてしまい、味気がなくなり、ただ『苦い汁』となるのです。
…昔、スーパーで挽いた豆を安かったので購入したら、ひどくがっかりしたことを覚えています。
実を言うと、すでにスーパーで売られている豆は、酸化しています。
10種類以上買ったので、断言できますwww
アルミ包装で密封して保存していたにも関わらず、香りが抜けていたのです。
また、専門店で挽いた豆を買った事があるのですが、開封後2日くらいで、香りが飛んでいました。
②、コーヒーが淹れづらい!(粉のコーヒーは鮮度が悪く、豆が膨らまない)
酸化すると、鮮度が落ちるため、珈琲を抽出するときに豆がほとんど膨らみません。
豆が膨れるのは、珈琲豆に含まれる二酸化炭素のガスが放出されるためです。
しかし、酸化する事によって、二酸化炭素が減少し、豆が膨らまなくなるのです。
豆が膨らまないと香りが激減するのはもちろん、珈琲を淹れづらくなります。
お湯を最初に入れた時に、『蒸らし』が上手くいかないのと、真ん中が凹んでしまうので、雑味やエグ味が珈琲の中に溶け込んでしまうからです。
慣れている人なら、珈琲の雑味をそれほど抽出しないこともできます。
でも、慣れていない人は淹れた後、大抵『マズっ!』ってなりますwww
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③、経済的ではない!(美味しくないので、結局捨ててしまう)
美味しくないものは、『もういらないや』となって、ゴミ箱行きになりますよね。
昔、200g/1200円で買ったにも関わらず、150gくらい廃棄してしまった事があります。
金額にして、900円。
結構、イタイですよね。
挽いた豆はコーヒーマシーンやドリッパーですぐ落とせるので、便利なのは便利なのですが、劣化が早すぎて正直経済的かというと、そうでもないです。
こういった事があり、私は豆のまま必ず買うようになりました。
ちなみに、余談ですが珈琲豆は消臭効果もありますので、トイレとかに置いておくと良いです。(お高い消臭剤になりますけど)
美味しいコーヒーを飲みたい人は、100%絶対に『豆』から買うべし!!
『豆』の状態で密封容器に入れて保存しておくと、10日くらいは酸化せずに香りが持続します。
酸化しにくいため、豆もちゃんと膨らみ、抽出する時もあまりブレがなく抽出できます。
かといって、焙煎仕立てが一番良いわけではありません。
焙煎後3日くらいが二酸化炭素の放出が落ち着いてきて、味が安定します。
専門店で豆を買う際は、焙煎後2日くらい経った豆を買うと、自分が飲むときにちょうど良くなります。
昔、自分で焙煎したことがあるのですが、焙煎仕立ての珈琲は確かに膨らむのですが、『美味しいか』と言われると『う~ん』って感じでした。
要するに『焙煎仕立て』=『美味しい』ではないのです。
美味しいか、美味しくないかは、焙煎の技術によります。
また、量販店やカルディ、ジュピターなどで買う時は、焙煎仕立ての豆は置いてませんので、そのまま『袋包装されている』豆の状態のものを買うと良いでしょう。
豆のまま、購入する事で保存の日数も延びます。
正直、お得なことしかありませんよねー。
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豆を引く時にはこのコーヒーミルおすすめです。
価格帯が安く、初心者にもオススメなコーヒーミルがこちら。
私も、毎朝この電動ミルを使って、珈琲を淹れています。
多少、粉が周りにつくので、それを付属のブラシで掃除が必要になりますけど、簡単に豆が挽けますので、忙しい朝も芳醇な珈琲の香りを堪能できます。
私はちなみに電気ケトルでお湯を沸かすので、実際に珈琲を抽出する時間は4分ほどでできます。
やっぱり豆から抽出したコーヒーはおいしい!
鮮度も良く、香りも良い!
もし、今挽いた豆を購入されている方いらっしゃるのでしたら、私はぜひ『豆のまま』購入することを強くお勧めしますよ。