あ~夏はキュウリが安いニャ。
ついたくさん買ってしまったニャ。
安いとついつい買いすぎちゃうよね。
食べきれると良いけど…。
そうなのニャ‼
10㎏箱で買ってしまったニャ。
消化できないかもニャ。
ふふふ、ならばキュウリを冷凍保存する方法をお伝えしましょう。
併せてオススメの調理方法についても解説します‼
というわけで、この記事では夏が旬のキュウリの冷凍保存方法とオススメの調理方法について解説します。
ちなみに私は食品商社に9年在籍し、趣味で冷凍野菜の研究を3年ほどしておりまして、必ず実験した結果をもとに記事にしておりますので、そこは信用していただけると幸いです。
キュウリを冷凍保存する時のコツ
いきなりで大変申し訳ないのですが、キュウリはそもそもあまり冷凍には向いてません。
キュウリは水分が多く、冷凍後水分が外に出てしまうため食感が悪くなるからです。
『え⁉じゃあ冷凍できないじゃん⁉』と思われるかもしれませんが、そこはお待ちください。
キュウリを冷凍するときは、水分を冷凍前によ~く切る必要があります。
具体的には下記のようにして、冷凍します。
①キュウリの水分を塩もみして抜く
まず塩をかけて強めにキュウリを揉んで、水分を出していきます。
下の画像のように、スライスしてから塩もみしてもOKです。
基本的にはキュウリを1㎜程度にスライサーでスライスして冷凍します。
ちなみにあえて、キュウリを加熱してから冷凍する方法もあります。
例えばこんな風に夏野菜カレーの具材として。
あらかじめ火を通すことでキュウリの水分を出し、食感を柔らかくしておけば冷凍後の食感の悪さが気にならなくなります。
まとめると、キュウリのオススメの冷凍方法は2つ。
- 塩もみしてスライスして冷凍
- 加熱して料理にしてから冷凍
短冊状にして冷凍したこともありましたが、さすがに食感が悪く、この方法はオススメはしません↓
②保存袋に入れて、密封してから冷凍
冷凍するときはなるべく空気に触れないように密封してから冷凍してください。
袋の中に隙間があるとその中で冷気に当たることで中の具材が乾燥してしまう場合があります。
先ほどのカレーも保存袋に入れて密封冷凍すれば保存できます。
保存期間は約1か月くらいですので、期限内に食べきることを推奨します。
冷凍したキュウリの解凍・調理方法
冷凍したキュウリの解凍方法ですが、二つ方法があります。
- スライスした冷凍キュウリ⇒ボウルに水を張り袋のまま解凍
- 加熱した冷凍キュウリ⇒皿にあけて電子レンジ解凍
スライスした冷凍キュウリは薄切りなので、冷凍前と比べてそれほど食感に影響は出ません。
解凍後は酢の物やお浸しなどでお召し上がりください。
画像はスライスして冷凍したキュウリです。上記画像の右のように冷凍前に酢の物や漬物にして冷凍するのもオススメです。
加熱した冷凍キュウリですが、元々食感が柔らかいので、冷凍しても品質は冷凍前とほぼ同じ。
キュウリがズッキーニやナスのような食感になるので、カレーやラタトゥイユなどの煮込み料理に向いています。
まとめ
なるほどニャ。キュウリの冷凍保存やってみるニャ。
まあ、キュウリは元々冷凍には向いてないから、本来は生のまま食べきるのが一番だけどね。
ニャ⁉キュウリ、あと100本あるニャ⁉
1日3食全部キュウリの丸かじりだけで生きろと⁉
鬼畜!悪魔ニャ!
そこまで言ってないでしょ・・・。
というわけで、今回はキュウリの冷凍方法・解凍方法について解説しました。
キュウリは冷凍耐性がないため本来は冷凍には向いていませんが、工夫すれば冷凍できます。
1つはスライスして冷凍する方法、もう1つは加熱してから冷凍する方法です。
もちろんキュウリは生で食べたほうが断然美味しいですが、キュウリを消化しきれない方は今回の冷凍方法を試してみてはいかがでしょうか?
それではここまで読んでくださいまして、誠にありがとうございました。