【冷凍野菜とは】

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忙しい現代人にとって、時短調理のできる『冷凍野菜』は非常に便利です。

このサイトでは『冷凍野菜』の種類、特徴、安全性や栄養、購入関連、解凍方法、レシピなどの情報を発信しています。

簡単に下記の記事で『冷凍野菜が何たるか』について解説しています。

『冷凍野菜』の価値観がもしかしたら変わるかもしれません。

冷凍野菜の定義(下処理済みで衛生的な冷凍の野菜)

『農林水産省』によると、冷凍野菜は『野菜冷凍食品』に分類されます。

野菜冷凍食品』の定義は以下の2つを満たしたものとなっています。

野菜に、選別、洗浄、不可食部分の除去、整形等の前処理及びブランチング(製品の変色等の変質を防ぐための軽い湯通し等の加工をいう。以下同じ。)を行ったもの(ブランチングを行っていないものを混合したものを含む。)を凍結し、包装し、及び凍結したまま保持したものであって、簡便な調理をし、又はしないで食用に供されるものをいう。

農林水産省 野菜冷凍食品品質表示基準 第2条より

主 な 原 材 料 原材料の重量に占める割合の高い野菜の上位3位までのもので、かつ、原材料の重量に占める割合が5%以上のものをいう。

農林水産省 野菜冷凍食品品質表示基準 第2条より

長々と書いていますが、要するに『下処理済みで衛生的な冷凍の野菜ということになります。

らいすた
らいすた

すぐ使える!!品質が安定!!それが冷凍野菜。

『冷凍野菜』の特徴(メリット・デメリット)

次に『冷凍野菜』の特徴です。

メリット・デメリットを踏まえ、ご紹介します。

『冷凍野菜』のメリット

商品をまるまる全部使用できる(ゴミが出ない)

先ほどの定義にあるように、冷凍野菜は『不可食部分を除去』しています。

言いかえれば、『冷凍野菜』は『全部食べられる』ということです。

生野菜には『皮』とか『根っこ』とか『芯』とか色々食べられない所がありますよね?

でも、『冷凍野菜』には捨てるところがないので、『生ゴミが出ない』というメリットがあります。

らいすた
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家の中に生ごみの臭いが充満するのはもう嫌だ…!!

長期保存ができる(冷凍状態でのみ)

密封して冷凍していれば(-18℃推奨)、基本的に長期保存できます。

長期保存できる理由は、冷凍状態だと細菌や酵素の働きが抑制されるからです。

開封した際は、ジップロックに入れたりや輪ゴム等で止めたりして、冷凍庫の冷気が冷凍野菜に入らないようにしましょう。

冷凍庫の冷気が入ってしまうと、冷凍庫の冷気の臭いが移ったり、冷凍野菜に霜がついたりして、品質が劣化してしまうからです。

これがいわゆる『冷凍焼け』という現象です。

らいすた
らいすた

冷凍状態で密封していれば、長く使える!!

価格帯が安定している(生鮮野菜に比べ)

冷凍野菜は『年1作』の物が多く、まとめて生産するため、相場が年単位で安定します。

しかし、生鮮野菜は流通量が少なくなれば、価格が上昇します。

冬場、レタスやキャベツなどが高くなるのは、生産が少ないからです。

その点、冷凍野菜は『メーカー』と『販売店』との約条で価格が決まっているので、そう簡単に変動することはありません。

らいすた
らいすた

野菜が高騰した時は、冷凍野菜が便利!

時短調理が可能(ブランチング加工により)

ブランチングとは、野菜を一定割合まで加熱することで、ほとんどの『冷凍野菜』がブランチング加工されています。

ブランチングは、野菜の『酵素』の活性を止め、栄養素や変色を防ぐ役割があります。

冷凍ほうれん草や冷凍ブロッコリーが、青々と鮮やかな理由はそこにあるわけです。

こうしたブランチングにより『冷凍野菜』は生野菜より早く調理ができます。

外食や惣菜デリカなどで、冷凍野菜が重宝されているのは、『時短調理』ができるというのも理由の一つです。

らいすた
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常に時間との戦いの場では、冷凍野菜が重宝されている!

すぐ使える!!(カット済み、下処理済み)

袋を開けてすぐ使えるようになっているのが、『冷凍野菜』のメリットです。

じゃがいも、ごぼう、里芋など皮を剥いたり、下処理したりするのが、割と時間がかかります。

でも、冷凍野菜ならカットしてあったり、アク抜きしていたりと、とても便利です。

『自然解凍』で食べられる『冷凍野菜』もたくさんあります。

らいすた
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忙しい現代人の味方とも言える冷凍野菜!

デメリット

食感や風味があまり良くない(フレッシュ野菜に比べて)

冷凍技術がかなり進化したとはいえ、フレッシュ野菜に比べれば、食感も風味も負けてしまう部分があります。

もちろん、『中国産』『ベトナム産』『タイ産』『国産』など産地によっても品質の違いは様々で、一概に冷凍野菜の食感・風味が悪いとまでは言えません。

しかし、何十種類も食べ比べた私からすると、『フレッシュ野菜』にはどう頑張っても勝てません…。

特に『産直』の野菜は鮮度も抜群、価格も比較的安価です!

『産直』生野菜の大根や里芋を食べたことがある方は分かると思います。

みずみずしさ、風味、食感、どれをとっても冷凍野菜では正直敵いません。

らいすた
らいすた

野菜にこだわりたいなら、『産直』生野菜がおすすめ!

冷凍庫が無いと、保存ができない(スペースも多く必要)

当然ですが、冷凍野菜を保存するには、『冷凍』スペースが必要です。

冷凍庫が無ければ、長期保存できません。

『冷凍野菜』は『保存料』が使われていないため、解凍してしまうと一気に劣化します。

特に、『でんぷん質』の多いジャガイモ、里芋、かぼちゃなどは解凍してからだと、水分が外に出てしまい、調理してもボソボソした食感になり、非常に不味くなります。

ただ、家庭用冷凍庫ではスペースに限りがあり、置き場所に困ってしまい、保存出来る量が限られますので、注意が必要です。

らいすた
らいすた

冷凍ストッカーや広い冷凍スペースがあると解決!

買い物中に解ける可能性がある(品質劣化する恐れ)

結構、コレ割と深刻ですが、市販のスーパーや業務用スーパーに行くと、色々買う物があってウロウロしますよね。

あと、買った後家まで帰るのに、結構時間がかかったりしますよね。

で、家帰ったら『解けてたーーーっ!?』っていうパターン。

でも、先ほども言った通り一度解けてしまうと劣化する野菜もあり、それを食べた人が冷凍野菜にガッカリする場合もあるそうです。

冷凍状態で輸送することが、大事になってきますね。

らいすた
らいすた

クーラーボックスに入れるか、通販を利用するのもアリ

ざっくりと『冷凍野菜』のメリット・デメリットに関して説明してきましたが、『もう少し詳しく』という方はこちらをご覧ください。

 

『冷凍野菜』メリット5つとデメリット3つ【冷食業界8年のプロが活用法を伝授!!】

 

『冷凍野菜』の種類(どんな『冷凍野菜』があるか)

冷凍野菜の種類は、市販用ではおよそ20種類くらいしかありません。

しかし、業務用では170種類くらいあります。

↓下記引用参照

冷凍野菜はわずか169種類ですが、スーパーの売場で見られるものは多くても20種類程度ですから、169というと、「そんなにあるの!」と驚かれるかもしれません。

独立行政法人農畜産業振興機構 意外とスゴイ、冷凍野菜 社団法人日本冷凍食品協会 総務部 部長 種谷 信一の記事より抜粋 https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/1111/joho01.html

ですから、業務用の冷凍野菜を含めれば、種類がとても豊富です。

ちなみに、この論文が出されたのが2011年の11月ですので、現在は冷凍野菜の種類がさらに増えています。

下記では、野菜の分類ごとに『どんな冷凍野菜があるか』まとめました。

『え?こんな野菜も冷凍野菜であるの!?』と驚く方もいるかもしれません。

※あくまで分類ごとなので、カットや加工の種類まで加えると更に種類が増えます。

葉茎菜類(葉・茎を食用とする野菜)

ケール、小松菜、ほうれん草、春菊、葉だいこん、チンゲン菜、白菜、水菜、からし菜、畑菜、しろ菜、うまい菜、キャベツ、芽キャベツ、玉ねぎ、ニラ、青ネギ、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリー、ロマネスコ、モロヘイヤ、アーティチョーク、菜の花、にんにくの芽、タケノコ、マツタケ、マッシュルーム、しめじ、ひらたけ、ふくろたけ、エリンギ、なめこ

根菜類(根や地下茎を食用とする野菜)

大根、人参、じゃが芋、さつま芋、里芋、かぶ、ごぼう、れんこん、山芋、ユリ根、くわい、ビーツ

果菜類(果実または種実を食用にするもの)

揚げなす、煮なす、チェリートマト、ドライトマト、ピーマン、パプリカ、かぼちゃ、とうもろこし、ヤングコーン、いんげん、きぬさや、枝豆、グリーンピース、ゴーヤ、オクラ、ズッキーニ、冬瓜、空豆、ミックスビーンズ、レッドキドニー、ひよこ豆(ガルバンゾー)、大豆、スナップエンドウ、ラッカセイ、アボカド

果物(イチゴやスイカも『野菜』なので)

イチゴ、スイカ、メロン、レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、ミックスベリー、ぶどう、マンゴー、白ブドウ、ブルーベリー、キウイ、パイナップル、ライチ、洋なし、リンゴ、バナナ、ラズベリー、ブラックベリー、さくらんぼ、マンゴスチン、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、栗(栗は果物です)、ぎんなん(種子ですが)

・・・どうでした?

市販ではあまり出回っていませんが、冷凍になっている野菜・果物ってこんなにあるんです。

今回上げた野菜の分類だけでも、96種類・・・!!

びっくりですよね。

らいすた
らいすた

作られるってことは需要があるから。『冷凍野菜』はどんどん増えています!!

『冷凍野菜』の栄養素・安全性(本当に安全?栄養ある?)

『冷凍野菜』に栄養はあります。

よくインターネット上で『冷凍野菜は栄養価が低いのでは?』という疑問が挙がっています。

しかし、実際は『加熱した生野菜』とさほど変わりません。

冷凍野菜はブランチングによりビタミンC が若干減少しますが、これは生の野菜を加熱調理する場合の減少と同じです。-18℃以下で貯蔵中の減少は極めて緩やかです。ほうれん草による実験では、-18℃で貯蔵した場合、ビタミンCの残存量が50%になるのは33ヶ月後ですが、生のほうれん草の場合、ビタミンC の残存量は収穫後4.5℃の低温で保存しても3日間で78%になり、常温25℃では、3日間でわずか56% になってしまうという実験結果もあります。

(出典: 生鮮食料流通技術研究会編「コールド・チェーン」)

つまり、生野菜でも加熱すればもちろん、保存しているだけでビタミンCが減少していくのです。

生野菜がスーパー等に並ぶ時、農家から流通業者を経由しますが、その時に保存状態が悪ければ、栄養価が損なわれてしまうわけです。

夏場の暑い季節では、『冷凍野菜』の方が栄養価が豊富な場合があります。

らいすた
らいすた

『冷凍野菜』の栄養価は決して低くない!!

『冷凍野菜』の『栄養素』に関しては、こちらの記事で更に詳しく解説しています↓

 

【冷凍野菜では栄養は摂れない!?】冷凍食品業界7年のプロが解説|大学の研究結果も合わせて紹介。

 

冷凍保存であれば長期保存できるので、保存料の添加はない

『本当に冷凍野菜に保存料が入ってないんですか?』という質問をネット上で目にします。

しかし、冷凍状態では細菌の繁殖がほとんどないため、保存料を添加する必要性がありません。

そのため、保存料は冷凍食品に使用していません。

しかし、変色や退色を抑えるビタミンCやpH調整剤を使っている物もあります。

例えば『冷凍とろろ』のパッケージの添加物表示欄には『酸化防止剤(ビタミンC』と記載があります。

ただ、カットブロッコリーやカットほうれん草などの『冷凍野菜単体』であれば原材料しか表記されていませんので、『冷凍野菜』には食品添加物も基本的には入っていないと捉えても良いと考えます。

らいすた
らいすた

冷凍野菜は冷凍するだけで保存ができるので、添加物はほぼ必要ない

『中国産』の『冷凍野菜』の安全性に関する記事は別記事で解説しています↓

 

【冷凍食品業界8年の筆者が考察】中国産の冷凍野菜は本当に安全か!?

 

冷凍野菜の購入関連(購入場所はどこ?)

さて、今までご紹介してきた『冷凍野菜』ですが、どこで購入できるのか。

『いや、そんなの知ってるよ』と言う方は読み飛ばして大丈夫です。

一般的なスーパーで買う

市販用の小容量の使い切りタイプの冷凍野菜を買いたいなら、まさに一般的なスーパーがおすすめです。

ただ、冷凍庫のスペースさえあるのであれば、迷わず業務用をおすすめします。

市販用と業務用で2倍以上の価格差があるからです。

らいすた
らいすた

価格が安いのは業務用!!でも、冷凍庫の空き状況を見て購入を決めよう!!

コンビニで買う

セブン、ローソン、ファミマなど、大手コンビニでも『冷凍野菜』はたくさん置いてありますよね。

ここ3年で大分ラインナップも増え、『あ!明日のお弁当用にブロッコリーが欲しい!』なんて時には、重宝します。

セブンオリジナルの『オクラと長芋ミックス』『肉入りカット野菜』『ベーコンほうれん草』などは、ちょっと一品作るときには便利です。

しかし、市販用なのでやはりちょっと高め。

らいすた
らいすた

明日のお弁当の具材が足りない!!そんな時に便利なコンビニ『冷凍野菜』

下記記事では、『セブン&アイ』で購入できるオススメの『冷凍野菜』をまとめています↓

  

『セブン&アイ』で買える超便利オススメ『冷凍野菜』10選|特に一人暮らし向け!!

 

業務用スーパー・コストコで買う

豊富なラインナップで低価格で取りそろえているのは、やはり業務用スーパー、そしてコストコです。

市販用ではあまり出回っていない『冷凍野菜』がたくさんあります。

長年『冷凍野菜』を取り扱ってきた私としては、ニチレイフーズ、ユニフーズ、イズックスの『冷凍野菜』が品質面でオススメです。

もちろん、価格はそれなりの価格はしますけど。

また、コロナ以後業績が右肩上がりの『業務スーパー』も忘れてはなりませんね。

下記の記事で『業務スーパー』でオススメの『冷凍野菜』も紹介していますので、興味があればどうぞ。

 

【業務スーパーで“本当”におすすめしたい『冷凍野菜』8選】冷食業界8年の筆者が徹底解説!!

  

通販サイトで買う

コロナの時代に入って、食材宅配も増えてきたと思いますが、冷凍野菜もアマゾンや楽天などの大手でも販売するようになってきました。

また、UCCグル―プの『foodsfridge』というサイトでは一般の方も購入できます。

しかし、通販サイトでやはり圧し掛かってくるのが『配送料』です。

どうしても食品は単価が安いので、送料をかけないと儲かりません。

なので、少ししか買わない場合は、業務用スーパーで購入するよりも割高になってしまいますのでご注意です。 

らいすた
らいすた

当然ですが通販で買う時は、他の商品との抱き合わせがお得!!

まとめ

『冷凍野菜』は、まとめると次のような特徴があります。

  1. 『急速冷凍』や『ブランチング処理』により、品質が一定であり栄養価も豊富
  2. 『カット済み』『下処理済み』で時間の節約も可能
  3. ずっとほぼ同じ価格で流通しており、冷凍庫のスペースさえあれば、長期保存が可能。

もちろん味や風味は『生の野菜』には劣りますが、それでも『冷凍野菜』は素晴らしい食品だと思います。

もし冷凍野菜に興味が湧いた方は、こちらの記事で『業務スーパーのおすすめの冷凍野菜』をご紹介しています。

  

【業務スーパーで“本当”におすすめしたい『冷凍野菜』8選】冷食業界8年の筆者が徹底解説!!

 

よろしければご覧ください。

それでは、良い『野菜生活』を!

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