【げっ!!美味しくない!?】『冷凍野菜』がマズイと感じる3つの原因|冷食のプロが原因と対策を解説。

冷凍野菜不味い 冷凍野菜の特徴・種類
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ブロコリ
ブロコリ

初めて『冷凍野菜』を買ってみたものの・・・。

なんかベチョベチョしてるし、野菜の風味も無くてまずい。

保存の仕方とか、解凍の仕方とか悪かったかな?

『冷凍野菜』ってこんなもんなの??

と言ったように、今回は『冷凍野菜』がまずい、美味しくないと感じる3つの原因について解説していきます。

冷凍食品業界に8年もいると、自然と『冷凍野菜』も100種類以上食べたり、調理したりしてますので、その経験も踏まえてお話します。

記事の監修者
冷凍野菜研究家

外食専門の食品卸9年目の営業。これまで試食、取り扱った冷凍野菜の数は150種類以上で、冷凍野菜の開発にも従事。日々のご飯作りに役立つような『冷凍野菜』の調理法、特徴、商品概要、簡単レシピなどを紹介しています。夢は自宅で栽培している野菜を『冷凍』して、『冷凍野菜』として『商品化』すること。最近嬉しかったことは、これを読んだ方が『意外と冷凍野菜ってちゃんと料理すれば美味しい』『便利で使いやすい!!』とお声掛けいただいたこと。

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『冷凍野菜』が不味い、美味しくないと感じる3つの原因

 

冷凍野菜が美味しくないと感じる3つの理由

生野菜よりは、味や食感が良くない。

②解凍の仕方が間違っている。

保存の仕方が間違っている

では、1つずつ解説します。

①生野菜よりは、味や食感が良くない。

まあ、元も子もないですよね(笑)

でも、事実で。

そもそも『冷凍野菜』に『生野菜』と同じレベルを求めるのは無茶です。

アマチュアのバスケ選手に、プロサッカーチームで活躍しろというくらい無茶かもしれません。

なぜ『冷凍野菜』の味や食感が良くないのか。それはズバリ冷凍しているからです。

基本的に凍結させると、食べ物の細胞は破壊されます。(下記図参照)

細胞が破壊されると食感が変わります。また、解凍した時に壊れた細胞から水や旨みが抜けて、香りや風味が落ちます。

冷凍野菜が美味しくないのは細胞が壊れているからなんです。

もしアナタが『美味しい野菜を食べたい!!』と思うなら、『生野菜』をオススメします。

らいすた
らいすた

前提として『冷凍野菜』は生野菜に勝てません。

ただ、市販の生野菜も流通段階で鮮度が落ちて、あんまり美味しくない時もあります。

『とにかく美味しい野菜が食べたい!!』と思った時、私は『ビオ・マルシェ』を利用してます。

『ゆーても野菜なんてそんな変わらんでしょ』って思うと思いますが、断言します。

食べると、、、感動すると思います。

初回限定ですが、通常の50%引きになる『お試しセット』もまだやってるみたいです。

野菜8~9個で1,500円は、スーパーより安い。

こちらの記事でご紹介していますので、詳しく知りたい方はご覧ください↓

【食品商社9年のプロ監修】動画・図表付|ビオマルシェの口コミ・サービス・品質を徹底レビュー

ぜひ『生』でかじりついてください(笑)

②解凍の仕方が間違っている。

『解凍方法』が間違っている場合も、『冷凍野菜』が美味しくないと感じる原因の1つです。

基本的に『解凍方法』は下記の3つです。

冷凍野菜の3つの正しい解凍方法
常温・冷蔵・流水解凍(自然解凍)
レンジ解凍後、炒めるor焼く
冷凍のまま煮る、揚げる

もちろん『冷凍野菜』ごとに美味しく食べられる解凍方法は違います。

例えば、オクラ、ほうれん草、ブロッコリー、枝豆などは『自然解凍』できるものが多いです。

一方、人参、大根、里芋などの根菜類は、必ず『沸騰』させてから茹でます。

そうしないと、水分が抜けて『ボソボソ』『フニャフニャ』のマズ~イ野菜になります。

『冷凍野菜』を美味しく調理する上で最も重要な事は、『いかに野菜から水分や旨みを逃がさないか』です。

野菜の種類によって『解凍方法』を変えるようにしましょう。

『冷凍野菜の解凍方法』について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

【冷凍野菜が不味い!?】美味しく食べるための3つの解凍方法を伝授|冷食業界8年の営業が語る。

らいすた
らいすた

おすすめの『解凍方法』は商品パッケージの裏に書いてあります。

③保存の仕方が間違っている。

保存の仕方を間違えると、『冷凍野菜』はマズくなります。いわゆる『冷凍焼け』と呼ばれるものです。

『冷凍焼け』とは、次のような状態です。

  • 食材が白く変色し、食感が『パサパサ』になる
  • 冷凍庫の嫌な臭いが移る

冷凍庫に眠ってた豚肉を食べたら、なんか『冷凍庫の臭いがする!?』ってなった経験ありませんか?それが『冷凍焼け』です。

特に家庭用の冷凍庫は開け閉めも多く、温度が一定に保つことが難しいので、『冷凍焼け』が起きやすくなります。

『冷凍焼け』の防止のためには、下記のことを実践しましょう。

冷凍焼けの防止
冷凍焼け防止策について

基本的には、『空気に触れない』ことが一番の防止策だと思っています。

ラップで包んだ後ジップロックで保存、あるいは開封した『冷凍野菜』を袋のままジップロックで保存するのがおすすめです。

適切に保存し、品質を保つことが、美味しく『冷凍野菜』を食べるコツです。

らいすた
らいすた

家庭用冷凍庫で保存するならば、2週間~1ヶ月以内に食べることをオススメします。

まとめ

今回は、『冷凍野菜』がまずい、美味しくないと感じる3つの原因を解説しました。

その3つの原因とは、こちら。

冷凍野菜が美味しくないと感じる3つの理由

生野菜よりは、味や食感が良くない。

②解凍の仕方が間違っている。

保存の仕方が間違っている

冷凍野菜は『冷凍』されているので、断然『生野菜』の方が美味しいです。それはしょうがないです(笑)

美味しい野菜を食べたいなら、生野菜をぜひ召し上がってください

その中でも、究極的に美味しいのは食材宅配サービスの『有機野菜』や『無農薬野菜』です。

『食材宅配サービス』に興味のある方は、こちらの記事でまとめています↓

【2021年版】野菜が美味しい食材宅配ランキング1~5位|食品商社9年のプロが解説!

ただの『有機野菜』じゃなくて、なんで『食材宅配』の『有機野菜』を勧めるのか。それはズバリ鮮度

スーパーに置かれている野菜は、スーパーに置かれるまで時間がかかるため、鮮度劣化している場合があります。

しかし、食材宅配サービスの野菜は基本的に収穫から1~2日で届きます。

この圧倒的な鮮度の違いが『美味しさ』を生み出すんです。本当に美味しい野菜を食べると、本当に感動しますよ。

それでは、ここまで読んでくださいまして、本当にありがとうございました!!

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