ニャ~~~‼
ネギ安いからって、つい買いすぎてしまったニャ。
ネギって家にあると嬉しいけど、たまに余っちゃう時あるよね。
これじゃ使いきれないニャ。
らいすた、なんとかしろニャ。
はいはい。(いつもの流れ…)
では、作りたい料理の用途別にネギの冷凍方法を解説しますね。
というわけで、この記事では冷凍野菜のプロが、料理用途に合わせたネギの冷凍方法について解説しています。
余談ですが、わたくしは飲食店で調理業務5年、食品商社で10年ほど働いてきており、その経験をもとに解説したいと思います。
【結論】料理用途に応じたネギの冷凍方法がこちら
結論から言うと、作りたい料理に合わせてこのように冷凍することをオススメします。
【用途別】ネギの冷凍方法まとめ
①みそ汁・スープ用⇨5㎜くらいの輪切りにして冷凍
②炒め物用⇨5㎜くらいの斜め切りにして冷凍
③薬味用⇨刻んだ後調味液と一緒に冷凍
そもそも冷凍すると細胞が壊れて、どうやっても食感が悪くなります。
しかし、①や②のようにガッツリ加熱する料理なら食感の悪さがそれほど気にならなくなります。
また、③のように解凍してそのまま食べる料理は、調味料と一緒に冷凍することで冷凍ダメージを減らすことができます。
このように料理用途に合わせて冷凍方法を変えると、料理のバリュエーションが広がりますよ(‘ω’)ノ
では、具体的に冷凍方法・調理方法について解説していきます。
①みそ汁・スープ用⇨5㎜くらいの輪切りにして冷凍
みそ汁やスープは具材にしっかり熱を通す料理なので、冷凍野菜と相性の良い食べ方です。
しかも、冷凍することで、火を通りやすい、栄養がスープに溶けやすいなどのメリットもあります。
みそ汁・スープ用に冷凍する時は下記のように5㎜くらいの輪切りにして保存袋に入れて冷凍しましょう。
凍ったネギをみそ汁・スープにする時は冷凍のままパキパキ割って鍋に入れましょう。
ストックしておくと非常に便利な野菜です。
②炒め物用⇨5㎜くらいの斜め切りにして冷凍
炒め物の場合、解凍時に出る『水分(ドリップ)』が料理の天敵!!
しかし、こればかりは冷凍する以上、仕方ないのです。
迷わず5㎜くらいで斜め切りして冷凍してください。
炒める前にお湯や電子レンジで加熱してあえて水分を出し、その水気を切ってから炒めるとカラッとした炒め物ができます。(電子レンジが楽です)
⇧この水分を取り除くことで美味しい炒め物ができます。
③薬味用⇨刻んだ後調味液と一緒に冷凍
ネギをそのまま冷凍すると、食感が悪くなり、シャキシャキ感がなくなります。
そのため薬味として使うのはオススメしません。
そこで!!
みじん切りにして調味液と一緒に冷凍することをオススメします。
調味液と冷凍することで、冷凍時のダメージが浸透圧の影響で少なくなるからです。
オススメの調味液はこちら。
- ごま油+にんにく+生姜+液体だし⇨ご飯やお肉のソースとして
- ポン酢+にんにく+砂糖⇨ご飯やお肉のソースとして
- 味噌+生姜+砂糖⇨ご飯のお供に
- オリーブオイル+砂糖+酢+にんにく⇨魚のソース、ドレッシングとして
調味液ができたら、みじん切りしたネギを熱湯に1分漬けます。(辛み成分である硫化アリルを抜くため)
その後、調味液と混ぜて保存袋に入れて冷凍します。
解凍する時は次のようにしてください。
- 水を張ったボウルに袋のまま入れて解凍
- 電子レンジで使う分だけ折って解凍
解凍後は料理にぶっかけてお召し上がりください。
こういう冷凍万能調味料を作っておくと、平日の忙しい毎日でも手の込んだ美味しい料理が楽しめます。
みじん切りにする時はこの調理器具が超!便利です⇩(申し訳ない!PRです💦)
これを手に入れてから私の家事遂行レベルは、はぐれメタルを倒したくらいレベルアップしました。
本当にこれ開発した人、すごい。
まとめ
というわけで、料理に応じたネギの冷凍方法の解説でした。
【用途別】ネギの冷凍方法まとめ
①みそ汁・スープ用⇨5㎜くらいの輪切りにして冷凍
②炒め物用⇨5㎜くらいの斜め切りにして冷凍
③薬味用⇨刻んだ後調味液と一緒に冷凍
巷では『カットして冷凍するだけでOK(^_^)/』と言われていますが、料理ってそんな単純なものではないんですよね…。
確かに簡単かもしれませんが、どうせ冷凍するなら美味しく食べたいじゃないですか。
こうやって料理の種類に応じて冷凍方法を変えるというやり方、ぜひやってみて欲しいです。
他の野菜の冷凍方法が知りたい方は、こちらから記事に飛びますので、良ければご覧ください。
それではここまで読んでくださいまして、誠にありがとうございました(*´ω`*)